世界中でいちばん素敵なきみに

JUMPとキスマイと嵐がメイン

私の場合はいつも一目惚れから始まる


2006年のある日、音楽番組でReal Faceを歌うKAT-TUNを偶然見て、赤西仁くんに一目惚れをした。親戚のおばさんに貰ったKAT-TUNのアルバムをひたすら聴きまくり、当時受験生ながらも、有閑倶楽部を毎週心待ちにする小学6年生を過ごした。

2008年のある日、偶然つけたテレビに映る松本潤くんに2度目の一目惚れをした。(後々知ることになるが、この時見たのは花より男子の再放送だった)
そこから毎日のように松潤松潤言っていた私に、お母さんがある雑誌を買い与えてくれた。ここにちあきの好きな松潤が載ってるよ。渡されたのはMyojoだった。真っ先に松潤が載っているページを探した。

だがしかし、このMyojoで3度目の一目惚れ。松潤よりも、その隣の笑顔に一瞬でやられた。誰だこのイケメンは。彼との出会いは今までで1番大きな衝撃だった。その笑顔の横には「櫻井翔」の文字があった。

櫻井くんへの一目惚れは、ただのミーハー的な一目惚れでは済まず、どんどん櫻井くんを好きになっていった。「担当」という文化を知り、櫻井担を名乗り、いつか櫻井くんに会いたい会いたいと想いを馳せる日々だった。しかし、中学高校時代はクラブ活動をしていたのでとにかく時間がなかったし、月何千円かのお小遣いをやりくりしてファンクラブの年会費とチケット代を支払いコンサートに行くなんてことは到底不可能だったので、私はひたすら茶の間で翔くんを好きでい続けた。

念願叶って初めて櫻井くんに会えたのは、櫻井担になって約6年後の2014年のことだった。高校3年生で部活を引退した私はアルバイトを始め自由に使えるお金が増えたので、やっと嵐のファンクラブに入会することが出来た。が、チケットは当たらなかった。入会1年目は当たりやすいと聞いていたのに、1年目も2年目も落選した。
こんなに櫻井くんが好きなのに、一体いつになったら櫻井くんに会えるのか。私は一生櫻井くんに会えないのか。一体私が何をしたというのか。(今思えば、嵐のコンサートに1名義で挑んで2年連続落選するなんてことザラにあるけれど、当時はその辺のこととかもよく分かっておらず、ファンクラブに入ればほぼ確実にコンサートに行けると思っていた。)

落ち込む私を見かねて、祖父がなんとチケットを取ってくれた。神様女神様おじい様。櫻井担になって約6年、DIGITALIANのステージで、私はやっと翔くんに会えることになった。

京セラドームのアリーナ6列目。最高の神席で私は悲願の現場デビューを果たした。初めて嵐を生で見た時、この人たちは本当にこの世に存在していたんだ、と涙が出た。幻でもなんでもなくて、同じ世界に彼らは生きていた。そしてこの日、私は奇跡的に櫻井くんからファンサを貰うことが出来た。私に向かって笑って手を振ってくれた。勘違いだと言われるかも知れないが、私にとってあれは紛れもなく私へのファンサだ。嬉しすぎて、信じられなくて涙が出た。ほんの一瞬でも、櫻井くんが私の存在を認識してくれた。櫻井くんのことを好きでいてよかった。こんなにかっこよくて、キラキラしてて、素敵な人なんて他にいない。もうこれから先、一生櫻井くんのことが好きだと思った。

それまではとことん惚れやすく移り気な私だったけれど、約7年間、櫻井担だった。他にかっこいいなと思う人はいたけれど、私の1番はいつでも櫻井翔くんだった。彼に出会うまでは。


伊野尾慧くんの事は、彼がHey! Say! JUMPとしてデビューした時に知った。当時から綺麗な顔だなと思ってはいたが、Hey! Say! JUMPの中で誰か1人選ぶなら伊野尾くんがいいな、という程度の認識でしかなかった。

今年の5月頃だったと思うが、とある友人(彼女もジャニーズが好きだが、Hey!Say!JUMPのファンという訳ではない)から、Chau#というJUMPの新曲がとても良いから見てみて、と言われた。軽い気持ちでYouTubeを開いて、それはそれはびっくりした。伊野尾くんいつの間にこんなに美しくなってたの!?いつも音楽番組を録画してもJUMPのところは流し見するか、酷い時は早送りしていたから気付かなかった。伊野尾くんは、私が初めて彼を知った時よりも何倍も可愛く、かっこよく、美しくて、キラキラしていた。

そこから私はまるで取り憑かれたかのように、Hey!Say!JUMPの動画や画像を見漁った。キラキラした伊野尾くんがもっと見たくて、スマホを酷使し、速度制限と電池残量に苦しめられる日々を過ごした。

そして、運良くこの時期はHey!Say!JUMPのツアー中で、私は地元である大阪城ホールでの公演に参戦することにした。
そこで見た伊野尾くんは、画面越しなんかで見るより何億倍もキラキラ輝いていた。1番上の、1番端の、1番遠い距離だったけれど、もう本当に、一挙一動が可愛くてかっこよくて目が離せなくて、目の前には妖精さんたちが9人もいるのに、ほとんど伊野尾くんしか見ることが出来なかった。


そうして、キラキラ王子様に成長した伊野尾くんをどんどん摂取していくうちに、自分の気持ちの変化に気付いた。私は基本的にジャニーズは全員好きだし、クソミーハーなので、かっこいい!好き!と思う人はたくさんいた。彼らの動画や画像を夜な夜な見漁ったりもした。けれど、最終的に私の中の1番はいつも櫻井翔くんで、彼を超えられる人は現れないはずだった。

でも、今の私は、伊野尾くんにうつつをぬかしまくり、毎日毎日、今まで知らなかった伊野尾くんを追いかけている。正直、櫻井くんの事はほぼ考えていなかった。毎週録画している嵐のレギュラー番組よりも、YouTubeで伊野尾くんを追いかける時間の方が大切になっていった。私の中の絶対的エースが、確実に揺らいでいた。

私は悩んだ。めちゃくちゃ悩んだ。ご飯は喉を通ったけど、夜もぐっすり眠れていたけど、死ぬほど悩んでいた。


正直、担降りしたかった。伊野尾担ですと言いたかったし、伊野尾くんが1番好きだと言いたかったけど、そうしてしまうことで、櫻井くんのことが大好きで、櫻井くんが1番だった約7年間の時間が、全部消えてしまう気がした。私が降りようが降りまいが、櫻井くんも伊野尾くんもそんなこと知ったこっちゃないし、なーーーんの変化もなく世界は回るけど、私にとっては一大事すぎる。

でも、やっぱり私は担降りがしたかった。Hey!Say!JUMPのコンサートに行った時、とても楽しかったのだけど、まだまだだな、と思った。(上から目線で本当ごめんなさい。)
こんなまだまだ発展途上な彼らを応援したい。もっともっと世間に浸透し、キラキラ王子様になっていくであろう伊野尾くんを応援したいと思った。

悩みに悩んだ末、自分の気持ちに素直になることにし、10月のある日、私は櫻井くんから伊野尾くんに担降りした。

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これが、今の私に至るまでの経緯である。しかし、とことんクソミーハーな私は最近キスマイのコンサートで北山宏光くんにちゅどんされてしまったので、現在は伊野尾担を名乗り、かっこよくて可愛くてセクシーな伊野尾くんにメロメロな日々を送りつつ、櫻井くんと北山くんを追いかける、というとても充実した日々を送っている。
最近は番組での櫻井くんと伊野尾くんの絡みを多々見ることが出来て、もう万々歳。こんなに私得なことってありますか??? あとはここに北山くんが絡んで来てくれればもう言うことはないので、神様女神様、チャンスをください。